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題詠2010鑑賞(034:孫)

「034:孫」(TB~173)。

034:孫(黒崎聡美) (ゆびおり短歌)
孫の手は西日のなかであおむけに呼吸をやめてしまったような

昨今、ネット上における診断や占いが流行しています。
うろついていたら「短歌成分解析」というものを見つけました。
本来は、名前等を入力して占うもののようですが、本日は黒崎聡美さんの歌をこれにかけてみました。
結果は、
『孫の手は西日のなかであおむけに呼吸をやめてしまったような』の、
 86%は着色料で出来ています
  9%は山中智恵子のデジタル時計で出来ています
  3%は荻原裕幸のBOMB!で出来ています
  2%は斉藤斎藤のわたしで出来ています
と、いうものでした。

私はこれまでに、五感のうちの聴覚、嗅覚、味覚、触覚を通じて心に訴える短歌について鑑賞記事を書いてきました。
黒崎聡美さんの「034:孫」の歌は成分分析の結果、ビジュアル系短歌であることが判明しました。
視覚系の短歌とは、例えば静物や風景の絵があって、その絵を構成するパーツを三十一文字で述べるものだと言えます。
これが実は、鑑賞家を泣かせる(笑)

画家は、伝えたいものを考えて計算したうえで絵を描きます。
しかしながら、観る方には無限の感じとり方があって、作者の意向に沿わない解釈もあって当然で、著名な評論家の意見に画一化される必要はなく、意見を否定される必要もありません。
視覚重視の短歌もおなじことで、鑑賞記事には向かないのですが、読み手にしてみれば風景が目の前に浮かんで無限にひとりあそびができる、それは楽しい世界なのです。

西日は、「日没前1時間程度の時間帯」、「赤系の色」、「一日の最後に輝く光」、「無遠慮な熱」、「その後の静寂」など、いろいろなものにイメージできます。
西日をどうイメージするかによって、「呼吸をやめる」の解釈が変わってきます。
西日を「熱」としてみました。

リビングの床に放置された孫の手に夏の西日が直射している。孫の手は炭火に焙られたイカのように先端を上方に湾曲させ、そのまま硬直している。あたかも呼吸をやめたかのように、まるく、かたく。

なお、『リビングの太陽の照る床のうえ孫の手一本転がっている』のような「視覚だけの短歌」は、「視覚重視の短歌」とは全く違うものです。
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関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
息子は、父の影響で大の鉄道好き。
用事が無くても電車に乗る。

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