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題詠blog2010 051~060の解説

051:番号 『電流と鉄条網に囲まれて番号で呼ぶ愛しのあなた』
感覚で詠んだ歌です。
愛のひとつの形として、ありだと思います。

052:婆 『海辺でのデートの帰り高速で追い駆けてくる老婆伝説』
合宿の消灯後、懐中電灯を手に百の物語を披露する時必ずでてくる「走る婆さん」の話。
そして、
海沿いの高速道路を走行中、ルームミラーに見えて次第にその姿を大きくするローバーのミニクーパー。
季節は夏。
それだけの歌ですw

053:ぽかん 『あのひとに捨てられた訳わからずにぽかんと口をあけてる埴輪』
埴輪は墳丘墓の周囲に並べられ、聖域を区画するという役割があったと考えられています。
しかしながら埴輪にとってみれば、人通りの無い辺鄙な所に放置されたわけで、ぽっかん口になるのも無理はありません。
これを短歌にすると、下の句は「わたしは埴輪のようにぽかんと口をあけるだけだった」と読めるのでしょうか。
なお、関係ありませんが、女子中高生がスカートの下にジャージを履く格好を"埴輪ルック"と呼ぶようです。

054:戯 『「フランスパン殺人事件」戯曲読み演じてみれば残るパン屑』
とある洋館で、館の主人が死んでいるのが発見された。
 死因 : 鈍器様の物で後頭部を殴られたことによる脳挫傷
 凶器 : らしき物は現場に残されていない
鑑識の調査の結果、現場の部屋になぜかパン屑が落ちていた。
刑事は容疑者の目星をつけ、参考人として取り調べを行ったが、知らぬ存ぜぬの一点張りだった。
しかしながら、刑事は参考人の口元にパン屑のような付着物を認め、そのことを指摘すると参考人は観念して自供を始めた。
このようにして凶器の無い殺人事件は解決し、刑事の業績を称えて「フランスパン殺人事件」として、今春舞台化決定!

055:アメリカ 『アメリカに行くためフカを並ばせた兎は羽田沖で疲れた』
ご存知、因幡の白ウサギ。

対岸へ渡りたかったウサギは、「フカの仲間と僕たちの仲間と、どちらが多いか比べてみよう。」と、フカを並ばせました。もう少しで対岸に着く時に、ウサギは嬉しくてつい「君たちは騙されていたのさ」と言ってしまいました。ウサギは怒ったフカに皮を剥がれてしまいました。

そして、現代の白兎くん。
アメリカまでフカを並ばせたまでは良かったのですが、スタート間もなく疲れてしまったのです。
親切なフカは、兎を背中に乗せて出発点まで送ってくれたのでした。
めでたしめでたしw
大国主命「ぼくの出番が、無い・・・」

056:枯 『最後まで残されたサボテンも枯れ棘が生ゴミ袋を破る』
サボテンには心があると言われています。
ちゃんとお世話をすれば、大きくなるし、きれいな花も咲かせるし、何よりも話し相手になってくれます。
手がかかるのですが、ちゃんと応えてくれて、癒しを与えてくれます。
不幸にして枯らしてしまった場合は、手厚く葬ってあげてください。

057:台所 『もう眠るから台所洗剤を使いシャネルの指輪を外す』
なんで「台所」のお題でこんな歌を詠んだのか記憶を失いましたが、たぶん、眠りたかったのだと思います。

058:脳 『表情に出さないけれど脳にしわ寄せいつまでも忘れはしない』
眉間の皺と脳の皺は、いずれも短期記憶を司る表層領域ですので、新しい事を覚えたらすぐ忘れるのだと思います。

059:病 『はじめてのおつかいのときネギとヤギ間違えてからぼくは臆病』
この歌にあまり深い意味はありませんので、コメント欄に書いた内容を再掲します。
お題に投稿された作品を読めば、その多くが何らかの「病気」を詠むものでした。
私はあまのじゃくなので、「病」とは言えない「臆病」、「臆病」とは言えない「うっかり」を、お笑いの歌に仕立ててしまいましたw
ヤギを連れて帰ったときの光景を想像すると、けっこう笑えます。

060:漫画 『5才児の頃に作った漫画本読んで笑ってくれた5才児』
私は小さかった頃、漫画を描いていました。
大人になった私が見たそれは、デッサン力は稚拙で物語性の無い、何が面白いのかわからないものでした。
その漫画を、私が漫画を描いた年齢に育った娘に見せたことがあります。
娘は「おもしろい」を連発して読んでくれました。
その時の嬉しかった想いを歌にしてみました。
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関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
息子は、父の影響で大の鉄道好き。
用事が無くても電車に乗る。

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