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題詠blog2009選

題詠blog2009の会期は明日をもって終了します。
ちょっとフライングですが、これまでに私が観賞した歌を中心に一首ずつ好きな歌を選んでみました。
主観だけで選びましたので、ここで紹介できなかった私の尊敬する歌人もたくさんいらっしゃいます。
何分にも規模の大きな歌会ですので、失礼をお許しください。



001:笑(みずき) (空)
嘆かじと笑み生るるまで冬近き鏡の中にわたしを探す

002:一日(さや) (ふかふかの日々をふかふかと共に)
教団の入りたいのね?八月の一日は仕事休めますわね?

003:助(日向奈央) (てのひらのきみ)
ばかだから助けられたい助けたい あなたの生きる意味になりたい

004:ひだまり(emi) (時計をはずして)
ひだまりで笑う少女のスカートが揺れて春の日さよならと言う

005:調(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
浮気とか勝手にドラクエ進めたりとかしてないか今から調べる

006:水玉(O.F.) (O.F.)
水玉の透明ビニール風呂敷で白猫包めば沈丁花咲く

007:ランチ(音波) (短歌のなぎさ)
サマランチ会長ほどの永遠を誓って君を吾が物にする

008:飾(藤野唯) (Sugarmint)
わたしだけの熱でここまで永らえてくれた恋に白椿を飾る

009:ふわふわ (井手蜂子) (Hello,Mr.Darkness.)
2メートル先のworldendにはふわふわwaraw異世界のひと

010:街(岡本雅哉) (なまじっか…)
市街地で育ったんだねやわらかくひとのあいだをすり抜けるきみ

011:嫉妬(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
「嫉妬する?」「ううん、しないよ」その言葉パズルゲームみたいなものだ

012:達(蓮野 唯) (万象の奇夜)
しっと(嫉妬)りと口溶け甘い罠を張る乙女達は恋の狩人

013:カタカナ (minto) (@100@)
ふりがなを付けたるときはカタカナに その恋叶ふと占はれたり

014:煮(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
どれくらい煮込んだだろう裏道の白が眩しい小さな部屋で

015:型(駒沢直) (題詠blog参加用。)
型落ちの冷蔵庫から聞かされた彼女が死んだほんとの理由

016:Uターン(原田 町) (カトレア日記)
カーナビの言うこときかぬ君ゆえにUターンを余儀なくされて

017:解(伊藤真也) (クラッシュボク)
埋められない方向性でおっぱい部・部長まさかの解任劇

018:格差(松原なぎ) (日向水)
天地格差を説く指に輪が光りせんせいわたしけっこんします

019:ノート(柴田匡志) (スタートライン)
初めての新車は日産ノートにて納車の日にはそわそわしてる

020:貧(鹿男) (もえないゴミ箱)
浴衣から見えるそいつを期待して富豪にハート渡す貧民

021:くちばし(月下燕) (月下の燕)
くちばしもしっぽもあなたにあげましたただわたしだけいまはそれだけ

022:職(間遠 浪) (少女らせん)
「職業が家出少女のともだちがあたしを少しこわしていった」 model:相原玲

023:シャツ(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
青いシャツのひと泣きながら待っている変わらない赤の交差点

024:天ぷら(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
るすばんの時のぶつだん キョンシーの天ぷらくらいおそろしかった

025氷 (惠無) (なんでもない一日)
なぜそれが氷屋さんかわからずにひっくり返した三輪車

026:コンビニ(都季) (31pieces)
「真夜中のコンビニみたいな人ですね」君の笑顔の真意が読めない

027:既 (斉藤そよ) (photover)
ついくせで羊をさがす ふたりとも 既に手にしているというのに

028:透明(うたまろ) (五と七と五と七と七)
価値を越え透明なまでに稀有な意味 愛する人に出会えたことは

029:くしゃくしゃ(ノサカ レイ) (のーずのーず)
幾たびも くしゃくしゃにした約束を君は果たして天国へゆく

030:牛(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
後ろから牛が来てます失った思い出だとか背負っております

031:てっぺん(nnote) (白い箱から)
鉄塔が埋め尽くす空てっぺんの青に漂うさまざまのゆめ

032:世界(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
プテラノドン「ハロー 静かな宵越しと ハロー 世界の逆回転」

033:冠(あみー) (正直なたましい)
くさなぎのくさは草冠に早い、つよしは岡のみぎにりっとう

034:序(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
別たれるひとときのみにふと過ぎる 『来世で逢おう』絆の序文が

035:ロンドン(チッピッピ) (うたよみブログ)
お土産に買った玩具のロンドンバス甥っ子遊ぶ「にちりん」とともに

036:意図(花夢) (花夢)
意図的に嫌いになろうとしてみたら涙みたいに星が流れた

037:藤(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
藤棚をさ迷う蝶に追いかけるぼくと君との視線重ねる

038:→(月下 桜) (*月下桜の世界*)
二秒後にぶつかってしまう緑の人→        ←緑の人

039:広(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
青空は曖昧模糊と広がって僕は生きてる理由を無くす

040:すみれ(春待) (三感四音)
すみれ色アメジストリング欲しがりし君は来月十六となる

041:越(みぎわ)(たづたづし)
若さゆゑの自惚れつらつら浮き上がり腰越状は哀しき手紙

042:クリック(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
十五分の楽曲に一度しかないシンバルのやうにNOをクリック

043:係(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
おたがいのおはなしを聞く係です役割あれば生きやすいから

044:わさび(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
もうええわさびしい老後やろうけど長所の捏造なんてできひん

045:幕(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
紅い血でひとを裏切る劇をみて幕間にきみの小指を噛んだ

046:常識(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
従ってやるほど価値も見出せぬ創造主(自称)作った常識

047:警(市川周) (ミルミルを飲みながら)
警備員照らす理科室ともだちがいるってどんな気分だろうか

048:逢(陸王)(Always Walking with Yu)
逢えたからとてもしあわせだったからわたしはひとり京都へ行くの

049:ソムリエ(ことり) (歌)
ソムリエの恋人がいますその人はすぐに小鼻をぴくぴくさせるの

050:災(森山あかり) (言葉の花かご)
災いは人生の帯なによりも強い絆を育むための

051:言い訳(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
隕石が落ちてきたとか 言い訳を聞くのはつらい よく動く口

052:縄(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
兵十が火縄銃持ちごん撃ったときの気持ちになったさよなら

053:妊娠(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
綴じ込めたはずの( )から滴った涙で月は妊娠をする

054:首 (穴井苑子) (猫のように純情)
この首がにょろり伸びたら海の中スキップしながら遊びに行くね

055:式(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
サクマ式ドロップスのうちハッカだけ 食べてしまって、口をきかない。

056:アドレス(村本希理子) (きりころじっく2)
秘密番号(ピミルボノ)設定、住所(チュソ)にアドレスを とあるところの会員となる

057:縁(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
縁側で祖母がゆっくり気化してく七月の空、きっと永遠

058:魔法(健太郎) (モノクローム文芸館)
夜明け前 解けない魔法 シンデレラ いつもの笑顔が ほんとは見たい

059:済(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
色々とありましたけどすべてもう済んだことです 生きてください

060:引退(佐藤紀子) (encantada)
母は母 その役割に引退も休暇もなくて太郎を思ふ(浦島太郎物語)

061:ピンク(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
ピンク色している君のパンティが桜前線教えてくれた

062:坂(今泉洋子) (sironeko)
入寮の子を見届けて女坂卯月の風に抱かれくだる

063:ゆらり(こゆり) (おかっぱ短歌)
最後くらいきちんと記憶したいのにあなたの顔さえゆらりと滲む

064:宮(理阿弥) (車止めピロー)
返事待つモニタを映す窓に闇 蛾を喰う守宮の腹膨れゆく

065:選挙(ふみまろ) (光る風の記憶)
異教徒が滅びの術を連呼する選挙に向かえ ああ砂嵐

066:角(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
丸四角記号みたいな彼の国の言葉覚える あなたのために

067:フルート(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
放課後に取り残されたフルートの銀のひかりに刻んだ傷跡

068:秋刀魚(佐藤羽美) (hinautamemo)
秋刀魚焼く匂いの満ちる室内で夫が猫の霊気をさせる

069:隅(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
いつまでも心の隅にたたずんだ君にさよなら花を贈って

070:CD(ウクレレ) (十線譜)
忘れないようCDに焼き付けたあの日ふたりで見つけた虹を

071:痩(ほたる) (ほたるノオト)
痩せていく猫の背中の鍵盤をなぞれば生命(いのち)のか細さ響く

072:瀬戸(ひじり純子) (純情短歌)
瀬戸物の食器をあれこれ選ぶとき無心になれる時を忘れる

073:マスク(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
唇を潤すだけに君がいたことに気づいた マスクをはずす

074:肩(tafots) (1年で1000首をつくる)
帰り路のいもうといつもこめかみの窪みを肩に乗せて眠りし

075:おまけ(ゆき) (ひたぶる君を)
こぶだしとかつをだしとのあはせだしおまけにあなたひとのものだし

076:住(ぱん) (向日葵 と 月)
きみの住む町を今でも通るけどもう信号で探してないよ

077:屑(さかいたつろう) (流星文庫)
パン屑をこぼして歩く女の子 笑って付いていく男の子

078:アンコール(はこべ) (梅の咲くころから)
アンコールしてみたいほどの過去はなく あしたこそはと毎日が過ぎ

079:恥(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
再会のシャルル・ド・ゴール空港のキスなら平気 恥ずかしくない

080:午後(迦里迦) (香飄)
かぶきたる午後は過ぎにき変性(へんじゃう)の生の身ひとつ水へ降りゆく

081:早(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
謀反とかするタイミングにはちと早い深夜にたぬき蕎麦でいいかな?

082:源(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
震源はあなたの胸の奥だから背中をそっとさすってあげる

083:憂鬱(こうめ) (はこにわ相聞歌 )
この手もて悪魔を引き裂く夢想する 憂鬱に伏す君の髪撫で

084:河(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
上野まで河馬を見に行きたいのですとても小さな河馬と聞きいて

085:クリスマス(酒井景二朗) (F.S.D.)
獨人きり靜かに過ごすクリスマスに冷えたラジオが輝く刹那

086:符(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
風に飛びし切符拾いて渡したる女と並び改札を出る

087:気分(みつき) (みそひと :: misohito ::)
ああ今日は天気もいいし君のこと振り回したい気分なのです

088:編(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
編集をされた事実を渡されて僕の思想はどこかが歪む

089:テスト(Re:) (プリズム)
テスト中に窓から見えた空みたい欲しくなってるあの人の声

090:長(Ni-Cd) (反実仮想)
長袖をつかんで彼をもぎとろう(乙女の日記:10月7日)

091:冬(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
ささやかに君を祈らん忍冬(すいかずら)越冬ののち小さく咲いて

092:夕焼け(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
夕焼けが目に染みただけ春からは「また明日」ってもう言えないね

093:鼻(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
着床に至る経緯を説いてみる 鼻の高さの泡立草に

094:彼方(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
室伏の力を借りてケータイを空の彼方へ捨ててやりたい

095:卓(船坂圭之介) (kei's anex room)
禁断の味の恋ほしき 完熟のトマトに振れぬ嗚呼食卓塩

096:マイナス(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
来年の色恋割り切れぬ歳 素数マイナス12の素数

097:断(すいこ) (すいこのうたおきば)
断ち切ったわけでもないのに糸はただ細くなってくまた会いたいな

098:電気(田中ましろ) (ましたん)
お願いよ電気を消して 遠くからゴルゴがきっとのぞいているわ

099:戻(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
羅紗紙がやぶれた本を強引に箱に戻して終える少女期

100:好(梅田啓子) (今日のうた)
一刻なひと好きになるわが性(さが)よ音叉がきふに共鳴するらし

101:永遠(DILI)
ゆふぐれに見つかりしもう片方の沓永遠の硝子の城に
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No title

やっと更新があって嬉しかったですw
こんなにたくさんの方の短歌を選ぶのはすごいなあと思いました。
私は良いなと思う短歌があると、またこの人の作品だ~って思うことが多いので。
DILIさんの感性が観音開きに大きく開かれているということを再確認いたしましたw

野坂らいちさん

百人の一首、たいへんでした(^^;
鑑賞記事にしたのが053までだったのですが、そこから三週間かかりました。
後半で紹介した歌は、とんちんかんな解釈を晒すのが恥かしいほどにすごい歌ばかりです。
作者が少し冒険したような歌も選んでいるので、この百首はその作者の代表的な歌というわけではありません。
でも、好きな百首を選ぶことができたので、何度も読み返して妄想を広げていますw
これが来年の陸王の糧になればいいのですけど・・・

ありがとうございます

こんにちは、はじめまして。石畑由紀子と申します。
045:幕の歌をとりあげてくださって、嬉しい。ありがとうございます。
すべての題、すべての作品からセレクトの百首は圧巻です!
そして百一首目の「永遠」も。
詠みも読みも、くるしく楽しみながら、私もここまで来ることができました。
題詠blog、おもいきって初挑戦してよかったです。短歌っていいですね。
DILIさんの日々が、これからも良き歌とともにありますように。
ありがとう。

石畑由紀子さん

こんばんは
ようこそいらっしゃいましたw
おひとりさま一首縛りをしてしまいましたので、まだまだやり残し感があります。
そこで、石畑由紀子さんの歌から、お気に入りの七首を選んでみました。
絞り込むのがたいへんでしたw

飾られてガラス細工は夢をみる汚れた指に犯される明日(008:飾)

カレンダーに王冠を描くもう二度と逢うことのないひとの記念日(033:冠)

「火曜だから火事なのよ」ってくちびるは誰への意図でうるんでいるの(036:意図)

首筋を舐めあげた舌がふるえていたから組み敷かれたまま赦した(054:首)

母を生みたかった 途切れゆく道で子宮のドアをさし示す指(064:宮)

胸の隅忘れられない影のあるままでいいんだ君と生きたい(069:隅)

悩んではいない迷ってもいない振り切ってるだけだマイナス/プラス(096:マイナス)

No title

おはようです。
自分ではどこが良いのかさっぱりな「014:煮」ですが、でも、ちょっとでも良いなって思ってくれたのなら嬉しいですw
ありがとうございます。

詠み始めた時間だけは僕のほうが長いですが、もうすっかり陸王さんのほうが歌人ですねw
リズムや選ぶ言葉がすごく好みです。
来年もまた開催されるのかわかりませんが、また一緒に詠んだり読んだりしたいですw
お疲れ様でした。

ほきいぬさん

こんにちは
題詠2009の完走おめでとうございますe-230
来年はもう少し余裕をもって走りましょうね(笑)

ほきいぬさんの百首(ボツ短歌除く)から、お気に入りの七首を選びました。
バナナって、水に浮くのでしたっけ?

どうすれば笑ってくれるか思案して 鏡の中は僕のヘン顔(001:笑)

生きていく理由が欲しくてピカピカに光る王冠一つくすねる(033:冠)

春色いフルーツパフェのさくらんぼ残した意図を推理してみる(036:意図)

風が吹く→土ぼこり立つ→目に入る→君が見えない→僕は暴れる(038:→)

僕たちの時間が終わるその前に肩を引き寄せすごく十秒(074:肩)

実験の続きをしよう カプセルは河口のそばの砂にうずめた(084:河)

円卓の君は得意げ「バナナって水に沈むか浮くか、どっちか?」(095:卓)

No title

こんにちは、はじめまして。tafotsと申します。
074:肩で選んでいただき、ありがとうございます。

たまげました。すべての題の、すべての歌を読んでいるんですね。
そこから一人一首ずつ選びとっていくなんて、大変な苦労だったことでしょう。
選ばれた歌の素材も歌われ方も、とてもバラエティに富んでいて、この101首がひとつの作品です。
本当に短歌って面白いなぁと改めて思います。

その101人の中の一人に参加させていただけて、すごく光栄です。
これからもよろしくお願いいたします。

かしこ

tafotsさん

こんばんは
ご訪問、ありがとうございます。
実は、すべての歌を読んでいるわけではなくて、ひとつ選ぶことができたらそこで選歌作業は終わってたりして(笑)

でも、百首はいずれも私の心に響いたものばかりです。
多分、作者の意図とはかけ離れているに違いありませんw

ということで、恒例によりtafotsさんの歌から好きな七首を選びました。

最小限サンプルみたいな公園に一人お城を作るコロ助(003:助)

朝4時にノートを開く液晶の明るさだけが現実的な(019:ノート)

エレベーターガールの声を聞きたくて三越前で途中下車した(041:越)

満月と猫と大隈講堂じゃデキすぎていて恥ずかしいじゃない(069:隅)

帰り路のいもうといつもこめかみの窪みを肩に乗せて眠りし(074:肩)

雨の夜のきりんの長い膝下の冷たく硬く近寄り難く(090:長)

がまんばかりの日なりき冬瓜のスープは澄みてうすみどりいろ(091:冬)

ありがとうございます

陸王様 おはようございます。
久哲です。

081:早

選んでいただけて大変嬉しく思います。
短歌で省略や短縮された言葉は、使うなとは良く言われますが
古いところでは「モボ、モガ」とか最近では「ぱねえっす」まで。

いやいや、平安時代から、そんな言葉はあったようだし・・・

「ちと」なんぞ辞書に載っているぐらいです。

それで、思い切って使ってみた一首ですので、地味ながら思い入れ
のある歌だったので、嬉しいです。

ありがとうございました。
久哲でした。

久哲さん

こんにちは
実は「ちと」ということばには、ちと昔の思い出があって、そのため「081:早」の歌をあたたかいものとして読みましたw

同様に、ことば本来の意味や作者の意図とはちと違っているかもしれない、私の心が私の反応を示した七首、選んでみました。
楽しかったですw

これからという夢の中夢であることに気づいたような飾りね(008:飾)

水色の結び目を解く夏肌に仏法僧の夜鳴くところ(017:解)

手のひらにのせているものは何ですか「これはくちばし、たぶんあなたの」(021:くちばし)

手を繋ぐことで失う どの空もこんなに広いことがおかしい(039:広)

熟れすぎた登坂車線で兄様をあやめますので手伝いなさい(062:坂)

クリスマスクイーンを飾り立てるため蛍は雪が降るまで生きた(073:マスク)

つかまえてごらんなさいと駆け抜けた君の断面写真じゃヌケねぇ(097:断)

ありがとうございます。

49:ソムリエ(ことり) (歌)
ソムリエの恋人がいますその人はすぐに小鼻をぴくぴくさせるの
 
を取り上げてくださってありがとうございました。
気がつくのが遅くなったことも申し訳ありません。

つたない歌ですが、こうやって取り上げていただくことは大変にうれしいことで、見つけた瞬間に「やったっ!」とガッツポーズしちゃいました。

本当にありがとうございまーすi-260

ことりさん

こんばんは
小さくガッツポーズ、ありがとうございますw

ことりさんの短歌は、ことばの選び方がとても惹かれます。
来年も、よろしくお願いします。

ケータイも爪もまぶたもきらきらに飾るよふあんをおびき出すため(008:飾)

ノート買うときがしあわせ丸ごとの世界を買うって雰囲気がして(019:ノート)

ソムリエの恋人がいますその人はすぐに小鼻をぴくぴくさせるの(049:ソムリエ)

しんみりと小犬の言い訳を聞いた箱の中に神様が居たんだって(051:言い訳)

嫌われ者のおじさんの柩はひかげからひなたへゆらりと運ばれました(063:ゆらり)

うす青き冬の切符を握りしめいつかひとりになるための眠り(086:符)

夕焼けがやさしく滑り落ちてゆく森の向こうにいつか帰ろう(092:夕焼け)

ありがとうございます

  陸王様

はじめまして


 拙作を採りあげて頂きありがとうございます。

気に入っている作品なのでとても嬉しく感じました。

百首の選歌ご苦労様でした。他の事を検索していて、今日気がついて

お礼が遅くなりました。また来年もご一緒できたらいいですね。

陸王さまの益々のご健詠をお祈りいたします。

今泉洋子さん

はじめまして、こんばんは。

「062:坂」の歌は、母親のわが子を思う気持ち、男親には到底 真似することのできない強い結びつきを感じました。
好きな歌です。

さて、今泉洋子さんの百首から、好きな七首を選んでみました。

「ひとさらい」の批評会に笹井氏とまたねと言ひて笑みて別れき(001:笑)

生が死の助走なりせば過去みらい閻浮檀金(えんぶだごん)に光り出すかな(003:助)

長月は既視感(デジャビュ)を誘ひ秋雨をいつかのわれも君と見てゐた(027:既)

すこしだけ御冠なる君がため今宵はカレーを旨く作らう(033:冠)

入寮の子を見届けて女坂卯月の風に抱かれくだる(062:坂)

フルートに「浜辺の歌」を吹く君の夢のほとりを去りがたくをり(067:フルート)

どれだけの時間をもつているのだらう六道の辻を足早に過ぐ(081:早)


私、慣れない題詠で「冠」や「フルート」のお題は大層悩んだのですが、今泉さんの歌を読んで とても勉強になりました。
来年もぜひ、よろしくお願いします。

ありがとうございました

はじめまして!
100選に一首加えていただき、ありがとうございました。
すべてのお歌を一首ずつ取り上げてくださっていて
さぞ大変な作業だったことと思います。
私は今年二度目の参加でしたが、こんな風に選んでいただいて
とても励みになりました!!
選んでくださった「痩」の歌は自分でも泣きそうになる歌なので
すごく嬉しかったです。
出遅れておりますが、お礼を言いたくてコメント残しておきますね(*^_^*)

ほたるさん

こんばんは
お返事遅くなりましたが、コメントありがとうございます。

ほたるさんの「071:痩」の歌、百選のなかで最も泣きました。
でも、ほたるさんの「003:助」の歌は、さらに泣けましたw
さて、男は一生のうちに3回だけ泣くものなのだそうですが、あと一回かいっ(笑)

ということで、お気に入りの七首です。
ものがなしいけれど、少しあたたかくなるところが好きかもw

そのあとに溺れてしまうはずだから助けてなんてくれなくていい(003:助)

ふわふわの綿毛を飛ばすくちびるはほんの一瞬無防備になる(009:ふわふわ)

天ぷらの油のはねた手の甲の小さな痕を撫でられている(024:天ぷら)

坂道で落としたリンゴ 手を離す赤い風船 あるいはあなた(062:坂)

痩せていく猫の背中の鍵盤をなぞれば生命(いのち)のか細さ響く(071:痩)

夕焼ける時間がズレていくほどに塗り替えられた真実と嘘(092:夕焼け)

問われれば蕾のひらくようにして“好き”を咲かせてしまう、そのたび(100:好)
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関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
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