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タンホイザー

ワーグナー作曲の歌劇(全三幕)、1843年初演。

自分の持つ枯木の杖に緑の葉が生えぬ限り、お前は救われない(ローマ教皇)

ミンネゼンガー(恋愛詩人)のタンホイザーは、ヴァルトブルグ領主の娘エリザベートとの清い愛があったにもかかわらず、長い間、妖艶な女神ヴェーヌスの虜となっていたのです。ある日、タンホイザーはヴェーヌスの膝枕で故郷の鐘の音を聞いた思いがし、引き止めるヴェーヌスを振りほどき、故郷のヴァルトブルグに帰ったのです。
ヴァルトブルグ城内で歌合戦が開催されたのですが、愛を讃える歌の応酬で興奮し恍惚となったタンホイザーは、官能の女神ヴェーヌスを讃えてしまったのです。
騎士たちは激昂して剣を抜いたのですが、エリザベートは罪をあがなわさせるべきと嘆願し、領主はタンホイザーをローマに行かせて教皇の許しを得るとしてその場を収めたのです。
エリザベートは毎夜タンホイザーの赦免をお祈りし、果てにはマリアさまに恋人の罪が救われるのであれば自分の命を捨ててもいいと願ったのです。
時は過ぎ、タンホイザーは、ローマ教皇には許してもらうことができず、消沈して女神ヴェーヌスの許へ向かおうとしていたのでした。
そこに、エリザベートの亡骸を運ぶ葬儀の列が通りかかります。
ついで、若き巡礼たちの一行が、緑の葉の生えた杖をささげてやってきました。
タンホイザーは、エリザベートの犠牲死によってその罪が許されたのです。

YouTube;(注)音でかいw

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モーツァルトの、同じ旋律/同じ歌詞を何度も繰り返すクラシック音楽に親しんできた私に、ワーグナーの宝石箱のようなチャラチャラした音楽は新鮮でした。
私って、ケバいの大好き?

私は小学生の頃、両親の指導する少年少女合唱団に所属していました。
曲はいつも母が選んでくるのですが、なんたら唱歌のようにぱっとしない曲ばかりでした。
当時、西日本の連盟には近畿、北陸、中国、四国の団体が加盟していたのですが、その中で、北陸のK沢少年合唱団は、タンホイザー第二幕の歌合戦の最初に歌われる「入場行進曲」を持ち歌としていました。
かっこよくて、憧れでした。

で、本日の記事のテーマは、「愛、および、意志の弱さ」です。
歌劇「タンホイザー」の歌合戦。
歌の課題は「愛」の本質を述べることで、優勝者にはエリザベートから望むものを与えられるというもの。

一番、〔エリザベートに密かに思いを寄せるヴォルフラム〕「愛とは清らかな泉であり、恥知らぬ情欲で汚してはならないものだ♪」
二番、〔タンホイザー〕「泉を欲求することと、その泉で乾きを癒す歓楽こそ愛である♪」
三番、〔出番はここだけのビーテルロフ〕「清らかな愛こそ騎士に武器を与えるもの♪」
四番、〔興奮したタンホイザー〕「君には愛の享楽の何たるかがわかっていない!♪」
五番、〔冷静でいたいヴォルフラム〕「高徳の愛を讃える♪」
六番、〔恍惚となったタンホイザー〕「女神ヴェーヌスを讃える!!♪」

さて、あなたは何番?
私は、一番かな(笑)

かっこ笑いの意味は謎ですが、私は、結構気が短いところがあって。
先に口を割ってしまって自爆スイッチボンッみたいなw
前の職場でも、上司と罵り合いの議論ばかりで、場が盛り上がってくれば相手の発言を遮ってまで発言してしまうのです。
でも、お互い良い仕事をするために必要な意見交換で、取っ組み合いになったとしても次の日には仕事を進めるために対話をしなければならず、前日のことで関係が終わることは無いからなのです。
これが、仕事以外の相手の場合は、それで終わってしまうのが嫌なので、忌憚のない発言はできません。
言い訳も好きじゃないので、いつも独り言い訳。
多分、欲望が目の前に現れたら浸りきってしまう、私は意志の弱い人間なのです。

哲学の勉強にしたって、いつまでもちゅーとはんぱにプラトンの途中でw
これが、ヘーゲルやキルケゴールに及ぶことがあれば、アインシュタインやモーツァルトの世界が開けると思うのですけど・・・


歌劇中のヴォルフラムは、エリザベートがタンホイザーを一途に想う姿を見て、「夕星の歌」を歌います。
死の予感のようにくらやみが山や谷をおおいはじめ、夜の不安が訪れてくるとき、空に優しく輝く星が、エリザベートの道を照らしてくれるように、と。
最後のシーン、ヴォルフラムは「聖なるエリザベートよ! 我が為に乞え!」と、彼女の亡骸の傍らに倒れ、こと切れるのです。
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関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
息子は、父の影響で大の鉄道好き。
用事が無くても電車に乗る。

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