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写真鉄

友人から聞いた30年以上前の話。
彼はいつものように、写真撮影のために国鉄の線路沿いでカメラを構えていました。そこへ、貨物が近づいてきたのですが、電気機関車の運転士は、運転しながらカップめんを食べていたのでした。運転士は、汁を飲み干し、カップめんの空容器を、開いた窓から外へポイっと。
昔、鉄道の沿線では、いろんなものが飛んできました。


私は、小学生の頃から、父親のカメラを借りて良く写真を撮っていました。
でも、当時はプリントは高かったので、遠足にカメラを持っていっても風景とかはあまり撮らずに、友達や先生の写真ばかりでした。
当時持って行ってた写真機は、6×6ブローニー機。遠近と照度を手動で合わせる物で、撮り終えた後でフィルムを巻き忘れると二重写しとなる。何故か二回シャッターのようなものを押す構造で、一回目を押した後で被写体の校長先生が近づいてきた時に二回目のシャッターを押した時、面白い写真が撮れたのでした。
「一、二の三・・・で撮りますよぉ~」と言って、ファインダーから目を離し、皆の緊張が解けた時にピカッと撮る・・・という技を会得したのは、小学生の頃に遡ります。

その後使っていたのは、オリンパスペンFT。一眼レフ ハーフサイズカメラの女王様。36枚撮りフィルムで72枚撮影できる。父親が麻雀で勝って購入し、その後麻雀は負け続けたといういわく付きの一品。
そして、次に手にしたのは、これも父親のお古のニコンF2。でかいストロボと、レンズの2本も持って行こうものなら、重くて重くて。写真は格闘技だと思いました。
ここまでが、ピントと露出が手動調整のものでしたが、お気に入りの写真はフィルム1本に1枚ぐらいで、歩合の悪いこと。

私が貧乏な大学生の頃、鉄道写真の世界に足を踏み入れたのですが、何かの本で、鉄道写真は被写体を思いきり大きく撮るか、思いきり小さく撮るかで、中途半端は無い、といった記事を読みました。
もちろん、気に入った写真を大きく引き伸ばして芸術性を求めてのことなのでしょうが、スナップ写真に傾倒していた私には、被写体を大きく撮るしか道はありませんでした。

社会人になってしばらくして、ミノルタα3700を購入しました。初めてのズームレンズ、初めての自動焦点・自動露出。
一番驚いたのが、失敗作が極めて少ないこと。そして、芸術的な作品はできませんでした。なぜなら、娘の写真ばかりで、画素の粗い高感度フィルムばかり使ってたので。

その後、コンパクトフィルムカメラを経て、今ではデジカメを愛用しています。
いくら失敗しても、現像焼付けの費用を心配する必要がありません。回転やトリミングや画像処理が造作なくできます。カメラの癖を理解し、今では流し撮りが楽しくて仕方がありません。

さて、前置きはこれぐらいにして、(ここまで前置きかよっ)


鉄道写真を撮るに当たり、いくつかのルールがあります。

1.線路脇は、赤い服でうろつかない。
柵内に立ち入ることはあってはならないことですが、鉄道の運転士は、通常は無い所に赤いものを認めると、非常ブレーキをかけるものなのです。撮影は、節度を保った服装で。なお、ホーム上なら全身赤であろうが素っ裸であろうが・・・

2.道路交通法等、法令の遵守
撮影スポットは、車での移動を余儀なくされることもありますが、駐車場所の選定に当たっては他の人馬の通行を妨げることは慎み、近隣住人への配慮も欠いてはなりません。ゴミも持って帰りましょう。
また、自分の車の屋根に登って撮影する人がいますが、あれは自己責任?

3.人通りの多いところでは、通行の邪魔にならない。
三脚は、時と場所をわきまえて。私はいつも、ホームの柱の陰で飛雄馬の成長を見守る。(いや、柱の方が撮影の邪魔になってるんですが)

4.走らない。雄叫びをあげない。
余裕がないと、良い仕事はできません。でも、誰かの叫びが状況把握に役立つことは事実です。

5.ホームから身を乗り出したり、窓から顔や手や足を出したり、立ち入り禁止区域に入ったりしない。
安全とされる所以外は危険なので、自分の身は自分で守りましょう。

6.フラッシュ/ストロボ厳禁。
運転士の顔が見える構図では、絶対にフラッシュ/ストロボを焚いてはなりません。受けたほうは目が眩むはずです。
遠くが真っ暗になるだけなので、カメラの限界以下の撮影はしないことです。

7.他の乗客の迷惑を考えてみよう。
車内を走るのは問題外です。先頭車かぶりつきで、前方の動画等を撮るのは許されるとしましょう。
そこで問題となるのが、車体番号や、製造工場の銘板や、ドア上の行先表示灯など、こだわりの一品に興味を示す写真鉄。
これって、微笑ましいんでしょうか。行楽気分が飛ぶくらい引いてしまうんでしょうか。
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観音様F1に大型ストロボと望遠入れてレンズ3本と三脚と...
これが20歳代の私の外出スタイルでした。
何にそれほど入れ込んでいたのだろうか。
自分のことをよく思い出せません...

昨今の写真鉄はあまりにあまりだぞ。
続く...

クロンシュタットさん

あはは。同じです。自分が思い出せません。

2月の内房線では、線路内立ち入りでD51-498が緊急停車したそうですね。
列車を止めることはあってはならないことだと思います。
先日も、大阪環状線で、キティーちゃんが電車を止めたそうです。
私はこのニュースを聞いて、等身大のハローキティーが右手を上げて、停車駅以外の所で電車を止めたのかと思ったのですが、記事を読むと、身の丈2cmのキティーストラップが戸袋に挟まってドアが閉まらなかったようです。

>汁を飲み干し、カップめんの空容器を、開いた窓から外へポイっと。

前にアジアのどこだったかを旅行した日本人(誰だか忘れたw)の話を聞いたことがあります。
乗客が窓から空き缶やごみをポイポイ捨てているのを見かねて「それはダメだ、ごみはゴミ箱へ」って言いながらゴミをゴミ箱へ捨てるよう、身振り手振りで注意していたら、やってきた掃除のおばさんがいきなりゴミ箱のゴミを全部窓から捨てたって話。
うるるんだったかな?
30年以上前は日本もそうだったんですねw

DILIさんは乗り鉄さんなのかと思っていたら、撮り鉄さんだったんですね。
そういえば息子さんのデジカメを奪って・・・とか書いてありましたっけw
これまでのご自慢の写真をブログで発表して欲しいです。

写真鉄・撮り鉄に限らないですが、「鉄」の傍若無人さには、とほほです。
他の趣味世界には、あまり感じられない「異様さ」があるように思います。
もちろん、一部の人間が元凶なのですが、その「一部」の割合が、他の趣味世界に比べて、多いように感じます。

ま、自分も息子も「鉄」の片割れですが、「抒情派鉄」路線なもので、控えめなのですよ。
「柱の陰」よりさらに下がって「越線橋」の上から眺めてます。

のーさん

昔の列車は洗面所が垂れ流しで、沿線は黄害に悩まされてました。
窓からゴミを捨てると、後ろの開いている窓から車内に戻ってくることもあったりして、日本では運転士の例は特殊な笑い話ですw。
あと、鉄道っていうものは、道床に敷かれたバラスト(小石)の色を見てもわかるように、鉄粉を振り撒いて走っています(レール表面の錆や、ブレーキの磨耗)。ある友人は、列車の窓を開けて景色を楽しんでいたら、走行中に飛来した鉄粉が目に入り、大変なことになったようです。

写真はですね、ここ3年のデジカメ写真はすぐにでも公開できるのですが、銀塩写真はどこにあるかもわからなくて。
フィルムスキャナなどで整理できればいいのですが、根気がないので無理っぽいw。

クロンシュタットさん

なんか、鉄の世界は「まともな人」の割合のほうが少ないような^^;。
善人を自称する私にしても、その鉄行動は良く妻から突っ込まれています(でも、息子の影響で妻も少し・・・)。
ちょっと考えてみようと思って、このシリーズを始めました。
いろんな人のコメントの先に、新しい「鉄」の姿がある・・・かも。

赤い服厳禁とは知りませんでした。
結果的に赤旗と同じ役割を果たしてしまうのですね。

みほちんさん

赤シャツ厳禁は、大学時代の鉄研の友人から教えてもらいました。
サンタさんが夜こっそり仕事をするわけです。
JR九州のレッドトレインの登場時は、運転士さんはさぞかしびびったことでしょう。
名鉄なんかは、慣れっこなのでしょうか?
Secre

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関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
息子は、父の影響で大の鉄道好き。
用事が無くても電車に乗る。

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