スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さびしい オオカミさん

きたきつねオオカミさんには、会社で8人の部下がいます。
家に帰れば、奥さんと3人の成人した娘さんがいます。
でも、オオカミさんには居場所がありません。
なぜなのでしょう?

それは、オオカミさんは、自分は天上の住人だと思っているからなのです。
なので、地上に居場所はありません。

オオカミさんは、とても頭が良くて、むづかしい大学を優秀な成績で卒業して、少し遊んで、会社に入りました。
一年間ほど、印度や欧羅巴など、いろんな国を遊び歩いたようです。
せっかく印度へ行ったのなら仏教に、欧州へ行ったのなら基督教に触れれば、幅のある成狼になったのでしょうが、オオカミさんはその頃の話をあまりせず、「いわば、猿岩石だった。」と一言話すのみでした。
貧乏旅かよっ。
あなたは狼なので、猿ではありません。
諸国漫遊で得たものはないので、オオカミさんは私たちには、「学生の頃はバイトばかりしていて、会社に入って収入が減った。」という、それがどうした系の話しかしません。

オオカミさんは、プライドがとても高いのです。
私に、こんな話をしてくれました。
「以前の職場では、○○の仕事をしていて、いわば、技術部長だった。」
話は、そこで終わってしまいました。
多分、窓際です。肩書きへのこだわりも見てとれます。
私はそのとき、(仮)を付けたくなったのでした。

オオカミさんは、能力がないので仕事を持たず、勉強をせず、余りある時間で部下の頭脳を借りて考え、部下の手柄はすべて自分のものにします。

・・・愚痴ばっかりですね。・・・

オオカミさんは、テニスが大好きです。
ある時期、少し膝を痛めて、治ってからも3年ほどは全く運動らしい運動をしていませんでした。
今年の4月のとある月曜日、オオカミさんは足を思いきりひきずりながら会社に出てきました。
聞けば、久しぶりにテニスで頑張ったら、ふくらはぎを痛めたとのことでした。
肉離れなら、酷くても1週間もすれば治るだろうと私は思いました。
ところが、1ヶ月経っても、3ヶ月経っても、ずっと足をひきずっています。
私は、これは骨折だなと思いましたが、オオカミさんのふくらはぎに骨があるかどうかは、分かりません。
半年経ったのですが、まだ完治していません。

仕事をなめ、部下をなめ、テニスをなめているから、家族になめられるのでしょう。

・・・・・・


僕には、8人の部下がいる。
最近、皆が僕の相手をあまりしてくれていないような気がする。
特に、筆頭担当者の犬くん。
僕と犬くんとは、いつも意見が平行線で、以前などは、話を始めて15分で、犬くんは席を立ち、帰ってしまった。
僕は犬くんのためを思って、いろいろと指導してあげているのに。
そんな犬くんだが、昨年末の飲み会では、僕のことを好きだと言ってくれた。
僕は部下に慕われているに違いない。

それにしても、この4年間の僕は忙しい。
毎日、仕事がないのに朝早く会社に来て、今日一日何をしようかと考えることで手一杯だ。
頭の中は、いろんな考えをぐるぐる巡らせているのだが、それを犬くんは、「勤務中に呆けられると皆の士気にかかわる」と言ってくる。
そんなこと言われてもかまわない。
僕は24時間、忙しいのだから。


あとがき
先日、とある猫さんから前作へのファンレターを頂きました。
お手紙では、「つまらない話て、どんなの」とか、「熊さんとオオカミさんの会話て、どんだけ」とか、「生ざかなを食べたいニャ~」などといった、たいへん有難い、励ましのお言葉が書かれていました。
しかしながら、私は「つまらない話」も、「お二人の会話」も、つまらないので聞いていなくて、説明できません。イカや、ハマチなどのお刺身は、新鮮で美味しかったです。自家製のへしこは、頼みませんでした。
でも、それまで思いもしなかった、続編を書くという発想。ヒントは一通のファンレターでした。
この、メルヘンタッチに毒を練りこむ快感が、病みつきになりそうです。

なお、本日の記事において、登場する団体および動物は架空のものであり、著者の個人情報およびモデルの尊厳を脅かす記述は、避けています。
スポンサーサイト

猫さんは思いました。
オオカミさんはほんとは、みんなが自分をすごいと思ってないって知っているのかニャ?
だから自分はすごいんだーえらいんだーって一生懸命・・・・・あ!こんなとこにマーキングするなってばこのオオカミワンコっ!シャーッッ▼▼! ←逆毛。
プライドが高く見えるのって実は低いぃー。
オオカミさんは木には登れないんだニャ?フ。

そして犬君に耳打ちするのです。
猫はイカを食べると腰が抜けるんだよ?
だから私はマグロが良いな。
真っ赤なやつでお願いね。

のーさん

オオカミさんは、三十数年前のバカが、そのまま大人になっている所がすごいところだわん。
オオカミさんは、自己愛者なので周囲の評判は気にならないんだけど、面と向かって指摘されると激怒するんだきゃん。
オオカミさんは、おだてれば木にも登るけど、人を屋根に登らせて梯子を外す方が得意だそうだくーん。
オオカミさんは、赤身よりもトロ、ハマチよりもブリという脂ぎった嗜好で、行灯の油を夜な夜なぺろぉり。

そして、犬くんにはもう、続々編を書くことはできません。
Secre

Blog Ranking
短歌フリーペーパー『うたらば』
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
キリ番報告
40000キリ番の方→こちら
最近のエントリ
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
リンク
World-Word-翻訳
英語English
韓国語 한국어
中国語 中文
フランス語 Franc,ais
ドイツ語 Deutsch
Present's by サンエタ
英語English
韓国語 한국어
中国語 中文
フランス語 Franc,ais
ドイツ語 Deutsch
Present's by サンエタ
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

DILI

Author:DILI
関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
息子は、父の影響で大の鉄道好き。
用事が無くても電車に乗る。

ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。