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題詠2010鑑賞(038:空耳)

「038:空耳」(TB~166)。

038:空耳(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
空耳に誘われ探す桜貝まだ足りないのと君の容積

空耳が聞こえた。
ことばではなくて、君が砂浜を歩いて見つけた桜貝を硝子の瓶に入れる音の。
僕も浜に出て、見つけた桜貝を瓶に入れていくけど、集まった貝殻は瓶の底に少しだけ。
たとえ金崎宮に舞う桜の花びらをすべて集めたとしても、君の瓶がいっぱいになることはないだろうに。


短歌は文学であるとともに音楽でもあるのです。
歌を声にして楽しむ人も数多くいます。
ほきいぬさんは関西言語圏にお住まいだと聞いておりますが、ちょっとこの歌を音読してもらいました。

空耳楽譜

どうです?
ハ短調の妙なる調べが心に響きます。
いにしえの都の歌人は、京ことばのイントネーションで歌を楽しんだのでしょうか?


JRや民鉄の多くの駅では、列車の発車時に発車メロディーがホームに流れます。
首都圏のJR東日本の発車メロディーは、現代的なアレンジの電子音楽ですが、メロディーの最後の音階が次第に下がって行って唐突に終わったり、不協和音で終わったり、半音下げて転調したような短調の和音で終わったりしていて、多くが聞いている人の不安をあおるような曲作りになっています。
続きはいったいどうなるんだみたいな、中途半端な曲です。
これは「もののあはれ」とか「郷愁」につながるのだと言う専門家もいるようですが。

陸王の題詠2010の百首を関西のイントネーションで読んだ場合、語尾のことばは、上り調子(↑)19首、同じ高さ(→)30首、下り調子(↓)51首で、語尾の下がる歌が圧倒的に多いことがわかります。
標準弁のイントネーションは基本的に関西弁とは逆になるので、上り調子の歌が多いことがわかります。
語尾の上昇は、「希望」や「躍動」のイメージで、語尾の下降は「不安」や「落ち着き」。
JR東日本の発車メロディーを聞いて関西人が懐かしい思いがするのは、長い間積み重ねられてきたものへの回帰なのではないでしょうか。
私は短歌を標準と関西のイントネーションで2回楽しんでいますが、それらはレコードのA面とB面のように、音楽的には異質のものなのです。

なお、本日の記事は思い付きによるものなので、内容については信用しないでくださいw
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関西在住。平日は北陸方面で単身赴任中。
息子は、父の影響で大の鉄道好き。
用事が無くても電車に乗る。

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